東京サステナブル会議を聴講して

(株)SDL 須田 大春(自動化推進理事)

古巣のJAAA事務局から巻頭言の寄稿依頼がきた。

自動化技術基礎講座の講師も自動化支援センターの仕事も卒業してエンジニアの看板を下ろしたつもりになっていたがまだJAAA理事は継続中とのことで断ることもできなかったが、偶然「東京サステナブル会議」という催しに参加した後だったのでこの報告で勘弁してもらうことにする

小生は1962年に日産自動車に就職しシャシー設計課で5年間ステアリング・ブレーキ・アクスルの設計を担当した後車軸工場に配転となり、本社生産技術課、工機工場工機設計課と移動して自動車屋から自動化屋に転身した。

1979年日産自動車をスピンアウトしてナイスというベンチャーに入って山梨大牧野先生のスカラロボットのシステムインテグレータを気取っていた。このナイスの事務所は信濃町にあり自動化推進協会の事務局の居候であった。

その勤務先はユニーシステム・ユニーデータ・ユーエスシー・UKCHと変わり業務内容も変わったが1996年仲間と分かれてフリーな研究者として個人会社(株)SDLを立ちあげたとき定款に自動分解の研究を書きこみSDのごろ合わせでサステイナブル・デベロップメント研究所と名乗ったが研究の実績はない。

1972ローマクラブの警告 1992国連環境開発会議  1992 リオ環境サミット 京都議定書cop3 1997 フランスcop21 2015我々の世界を変革する持続可能な開発のための2030 アジェンダ 持続可能な開発目標SDGs 2015ニューヨーク国連本部

1.貧困をなくそう  2.飢餓をゼロに  3.すべての人に健康と福祉を  4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しよう  6.安全な水とトイレを世界中に  7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに   8.働き甲斐も経済成長も 9.産業と技術革新の基盤を作ろう  10.人や国の不平等をなくそう 11.住み続けられる街づくりを  12.作る責任、使う責任  13.気候変動に具体的な対策を  14.海の豊かさを守ろう  15.陸の豊かさも守ろう  16.平和と公正をすべての人に   17.パートナーシップで目標を達成しよう

東京サステナブル会議 2016/06/29
ベルサール半蔵門 主催 日経エコロジー

基調講演 SDGsと日本のビジネス JICA 北岡伸一
特別講演 事業を通じてSDGsに貢献する 国際航業 呉文繍
企業講演 日産自動車のチャレンジ   朝日弘美
企業講演 樹を植える・紙を作る・森を守る APPジャパン 陳 唯先
企業講演 イノヴェーションがもたらす豊かな社会 富士通 金光英之
企業講演 ソニー環境計画・再生可能エネルギー100% 鶴田健志・所真理雄
パネル討論 モデレータ 日経エコロジー 大西隆弘 メンバー 朝日・金光・鶴田